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【2024最新版】イエローベースとブルーベースだけじゃない!?ニュートラルの解説と、ニュートラルがわかる診断方法一覧

パーソナルカラー診断の普及とともに、初夏秋冬の4つのタイプ分けだけではなく、8・12・13・16・32・タイプに分けない…というように様々な診断方法が日本にはあふれています。

診断方法が増え、自己診断をしたり、プロ診断を受けた人たちの中には「イエローベースもブルーベースも似合う」という人がいるんです。

今回は、そんなイエローベースとブルーベースの間の「ニュートラル」についての解説、ニュートラルの色一覧、ニュートラルがわかる診断が受けられる診断方法についてご紹介します。

私は「日本パーソナルファッションカラーリスト協会」所属の
「グラデーションカラースケール®︎カラーリスト」です。

グラデーションカラースケール®︎カラーリスト養成講座
流派問わないカラーリスト向けオンラインサロンオーナーをしています

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大森アイカ



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パーソナルカラー診断の新用語!「ニュートラル」とは?

ニュートラル…中立。中間。パーソナルカラーでは黄みを感じるイエローベースと青みを感じるブルーベースの「間」の黄みも青みも感じない色という意味です。
ファッションやインテリア用語の「ニュートラルカラー」とは「無彩色」のことなので、ここでいうニュートラルとは別の意味です。

厳密にいうと、色に長年携わる人ほど「ニュートラルといってもほんの少しイエローベース寄り」のように完全に中立の色がないことが分かります。
ここでは、イエローベースが得意な方に似合うブルーベース、ブルーベースが得意な方に似合うイエローベースも「ニュートラル」として解説します。

今までのパーソナルカラーでは、イエローベースかブルーベースのどちらかということが重要とされていて、今も「イエベ、ブルベどっちだった?」というようにパーソナルカラーといえばこの2つ。だと長い間思われてきました。

ですが、日本にカラーリストが増えて「2択では分けきれない人が一定数いる」ということが分かりました。
そこで、4タイプに「ファースト」「セカンド」と順位をつけた提案方法が生まれましたが、さらに細かく提案するために「ニュートラル」という概念が生まれました。

グリーンベースとは違う?

ニュートラルという言葉が生まれる以前、20年ほど前から「グリーンベース」という言葉がありました。
グリーンベースとは、イエローベースとブルーベースのどちらも満遍なく似合うということで
「間が似合う」ニュートラルと、「なんでも似合う」グリーンベースはよく間違えられますが全く別物です。

「鮮やかな色が似合う人はグリーンベースが多い」ということが言われることがありますが、根拠はありません。

ニュートラルが似合うかを知るメリットは?

ニュートラルが似合うのかどうかを知るメリット

・イエローベースとブルーベースの強弱がわかる
→例えばイエローベースはオレンジメイクが似合うと言われていますが、ニュートラルが似合う人はオレンジやキャメルといった黄みが強い色は顔から浮いて見える可能性があります。
このように、自分がイエローベースが似合った時にどのくらいの黄みの強さまで似合うのかが分かります



・少々似合いにくい色でも似合わせる方法がわかる
→ニュートラルの色がどんな色なのかを知ると、自分が得意なベースと逆の色を着たくなった時に、メイクを顔とトップスの色との「つなぎ」にして「似合わせる」ということができます。
ヘアカラーも黄みにも青みにも寄りすぎていない色にすることで、気分によってイエローベース、ブルーベース関係なく着こなすことができます


・メイクの色選びが上手くなる
→SNSや雑誌で紹介されているパーソナルカラー別のコスメは、実は「分かりやすいイエベ・ブルベ」が多いので人によっては、量や付け方を気をつけないと似合うはずのベースなのに浮いて見える…ということがあります。ベースの強弱がわかると、似合う色のコスメ選びでの失敗が減ります。今まで使いにくかったリップカラーもどうすれば使えるかという工夫ポイントもわかるようになります

日本人はニュートラルが多い!? ニュートラルが似合う人はどれくらいいるの?

実際にイエローベースとブルーベースの間の「ニュートラル」が似合う人はどのくらいいるのでしょうか。

ニュートラルが似合う人の種類は大きく分けてこの4つがあります。
①ニュートラル(黄みの弱いイエローベース・青みの弱いブルーベース)
②似合う範囲が広い
③ニュートラルとブルーベースが似合う
④ニュートラルとイエローベースが似合う




例えば16タイプでブルーベースのみが似合うタイプの人でも細かく見ると似合うイエローベースがあり、
イエローベースのみが似合うタイプの人でも細かく見ると似合うブルーベースがある場合もあります。

日本人のパーソナルカラー診断をした日本パーソナルファッションカラーリスト協会(JPFCA)の会員カラーリストへのアンケートを行なったところ、
ニュートラルが似合う人の確率は100人診断して98人。

ニュートラルに似合う色がかからないイエローベースのみ似合う人は100人診断して1人。
ニュートラルに似合う色がかからないブルーベースのみ似合う人は100人診断して1人。

ほとんどの人が強弱の差はあっても黄みも青みもどちらも似合うということになります。

 ニュートラルが似合う人の特徴は?

「ニュートラルが似合う人の特徴」はこちら

・プロ診断でイエローベース、ブルーベースどちらも言われたことがある
・自己診断で色が黄みと青みどちらなのかわからないパーツがある
・日によって目や血色の色が変わって見えやすい
・自己診断の質問でイエーベースもブルーベースも当てはまる
・自称イエベ秋だと言っているがベージュファンデーションの色が浮く
・アクセサリーはゴールドもシルバーも似合っていると感じている
・オレンジの服やメイクが浮いて見える
・ショッキングピンクや紫っぽいピンクが浮いて見える

このどれかが当てはまった方は「ニュートラル」が似合う可能性が高いと疑ってみてください。

ニュートラルが得意な人が似合う色ってどんな色?

似合う色がイエローベースとブルーベースにかかっている人の色の特徴は、
黄みも青みも強すぎないこと。ですが、実際にどんな色なのかイメージがつきにくいので
・リップカラー
・アイシャドウ
・アイライナー
・アクセサリー
の色についてこちらの図にまとめました。

※服の素材やコスメの質感によっては、似合うはずの色でも似合いにくいこともあるので参考程度にご覧ください。
※ご覧のモニターによって表示される色が違って見えることがあります。


「ニュートラルが似合う」は「ニュートラルな色だけが似合う」というのとは違います。
なので、似合う色を覚えようとすると覚える色が多くなるので、
「ニュートラルが得意な人は黄みの強い色、青みの強い色を覚えて避ける」方が色選びがしやすくなります。

パーソナルカラーとメイクの色は必ずしも同じではないです。
色の加減や、なりたいイメージによってコスメは量や塗り方を調整することができるので
「似合う色じゃないから使えない」わけではありません。

覚えておくといい、黄みの強いイエローベース(左水色枠内)と青みの強いブルーベース(右水色枠内)はこちら。


ニュートラルに入る色はサマーカラーに多くあります。「日本人はサマーが多い」と言われてきたのは
ニュートラルの概念がないときに4シーズンに分類したらクセのないニュートラル色はサマーとされたのではないかと考えられます。

ニュートラルが似合う人は16タイプだと何タイプ?

4タイプでも16タイプでもニュートラルが似合う人は
1stと2ndが違うベースになる人です。

ですが、1stライトスプリング、2ndライトサマーになったとしても、
1stの色見本が全て似合うわけではありません

1stと2ndが違うベースの場合は「自分はニュートラルにかかているんだ」ということがわかっても、
どのくらいの黄みの強さならいけるのか、どのくらいの青みの強さならいけるのか細かい部分まではわからないので
1stの中でも自分はどんな色が似合うかをカラーリストに詳しく聞いておく必要があります。


また、1stクリアウィンター 2ndクリアサマーになったとしても、細かく診断していけばニュートラルの色や黄みの弱いイエーベースが似合うということがあります。
「この色しか着れない」と思わず、どんどんチャレンジしていくと、自分の好みも取り入れたカラーコーディネートをいつまでも楽しむことができます。

ニュートラルが似合う人はベースが変わる?

ニュートラルが似合う人の1つの特徴に、「日によって目や血色の色が変わりやすい」があります。
これは、肌が薄い人、黒目の色が明るめの人に起こりやすいです。

例えばスプリングの方の場合。夏の暑い日だと血色が良くなり、血色を引かれる色のブルーベースを着ても血色悪く見えないからサマー寄りになる。寒い日だと顔全体と唇の血色が悪くなってしまい、血色をよく見せるイエローベースしか似合わなくなるということがあります。

肌が厚く、黒目が暗いと大きな変化は感じられませんが、日焼けの有無や長年の食生活やストレスで肌は変わっていきますし、ヘアカラーを変えただけでもベースが変動しやすいので
「前に診断してもらった時と似合う色が違ってきたかも?」と思われたときにはその時の最新のパーソナルカラー診断を受けられることをお勧めします。

ニュートラルが似合う人はココが大事

ニュートラルが似合う人は自分が「イエローベースかブルーベースか」は重要な要素ではありません。

似合う色は、
・ベース(イエローベース・ブルーベース・ニュートラル)
・明るさ(明るい・暗い・中間)
・鮮やかさ(鮮やか・穏やか・中間)
・清濁(スッキリ・くすみ)


それから
・質感(ツヤ・マット)
も重要になります。

たとえ似合うベースでも明るさや鮮やかさ、質感を間違えると似合って見えないこともあるので、ベース以外の自分の得意要素をしっかりと把握しておくことが大事になります。

ニュートラルが詳しくわかる診断方法は?

とくにニュートラルがわかると表記していなくても、ほとんどのパーソナルカラーリスト(アナリスト)が
1stと2ndを出していると思うのですが、
「ニュートラル」という単語を出しているパーソナルカラー診断の方法をこちらにまとめました。

タイプ分類使っているドレープ特徴
グラデーションカラースケール®なし(分類
シートあり)
イエローベースからブルーベースにグラデーションで変化する長いドレープ、他明度、彩度も同様にグラデーションになったドレープ使用
グラデーションドレープ6枚
+新ドレープ6枚
120色単色ドレープ
タイプに分類しないためベースの強弱がわかりやすい
サイアート12スカーフのような生地・約90枚単色ドレープ話し方や内面も分析
15分類進化型パーソナルカラー15大判120色単色ドレープ似合わない色を
消去法していく
4Dパーソナルカラー診断法なし(分類
シートあり)
4Dパーソナルカラー
ドレープ™46色単色ドレープ
日本のパーソナルカラーの第一人者トミヤママチコ先生が代表

まとめ

日本人のほとんどがニュートラルの可能性が高いので、「私はイエベ?ブルベ?」で悩むことはないんです。
イエローベースはその色のイメージから、「親しみやすさ、ポップ、ヘルシー、リッチ」な印象があり、
ブルーベースはその色のイメージから、「上品、洗練、清楚、クール」な印象があります。

気分によってメイクやヘアカラーでどちらのベースのイメージも楽しめるのがニュートラルがかかっている人のお得なところです。
ぜひ詳しくパーソナルカラーを知ってオシャレを楽しんでみてください。




現在は二人体制ではなく、大森アイカ個人でのパーソナルカラーリスト養成講座の開講をしております。
講座を受ける気持ちが固まっている方向けの無料オンライン相談も承ります。

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    この記事を書いた人

    「なんか似合わない」を「これだ!」に変えて服の寿命を伸ばすプロ

    2013年から似合う色を提案するパーソナルカラーリストとして、大阪・山口・香川・オンラインで活動。
    1000人のパーソナルカラー診断、企業・スクール向けセミナーを行う。

    パーソナルカラーリスト・イメージコンサルタント向けのオンラインサロン「Casa(カーサ)」運営。

    SNS総フォロワー数2.1万人。YouTubeチャンネル「カラー姉妹のオシャレTV」運営。

    多くの人が「似合う色」に縛られている事に疑問を抱く。
    ○○診断の結果に自分を寄せるのではなく、まずは自分がどうしたいのか、どうなりたいのかを考え、その人の気持ちに寄り添った色提案をしていく活動を続けている。

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